立春から210日目の9月1日、実は厄日だった!?

長すぎる梅雨、いきなりの猛暑、ゲリラ雷雨やひょうの襲来、竜巻の発生、台風の上陸、数十年に一度の事態…8月後半にも「警戒レベル4」が発令され、気象災害に対する緊張が多く続いています。こんな中、9月1日「防災の日」を迎えますが、この日が制定された理由をご存知でしょうか。

1923年(大正12年)のこの日、関東大震災が発生。東京・神奈川を中心とした都市部で発生したこともあり、被災者の数は190万人ともいわれています。東京では火災、神奈川では津波による被害が大きく、死亡者数も甚大でした。また、暦の上では立春から数えて二百十日目にあたり、台風が襲来する厄日とされています。この時期は台風の発生数も多いのですが、中でも1959年9月26日に伊勢半島から東海地方に上陸し被害をもたらした昭和34年台風15号=伊勢湾台風では戦後最大の被害がありました。これらの災害を経験し、将来の「災害への対策心構え」などの啓蒙のため、創設されたのが「防災の日」です。

近年では台風の大型化、ゲリラ雷雨の発生、土砂崩れや河川の決壊による水害など、記憶に新しい災害も多く発生しています。「防災の日」をきっかけに、ご家族で日頃の防災や対策について少しでも話す時間をもってみてはいかがでしょうか。8月後半からスタートした「2019年 防災特集」をまとめてご紹介します。

2019年 防災特集








 

 

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