蒸し暑さしばらく続く

7日に東海・関東甲信・東北南部・北陸地方が一気に梅雨入りしました。東海や関東甲信は平年より1日早く、東北南部や北陸では5日早い梅雨入りです。

さて、向こう1ヶ月(6/8~7/7)の予報によると太平洋高気圧の縁を流れる暖かい空気が入り込みやすいため、気温は全国的に平年並みか高いでしょう。降水量は沖縄・奄美では平年より多い見込みですが、西~北日本は平年並みかやや少ない見込みです。

平均気温の傾向(6/8~7/7)

降水量の傾向(6/8~7/7)

週ごとの予報によると、1週目(6/8~14)は東~北日本の太平洋側ではオホーツク海高気圧の影響を受けやすく、平年よりも曇りや雨の日が多くなる見込みです。

2週目(6/15~21)は、梅雨前線が平年より南に偏る傾向があるため、沖縄・奄美地方は平年よりも雨の日が多いでしょう。一方、西~東日本の日本海側は低気圧や前線の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見込みです。気温は1週目より高くなる傾向にあるため蒸し暑い日が続くでしょう。

3~4週目(6/22~7/5)は、南に停滞していた梅雨前線が北上し西~東日本でも梅雨らしい日が続く見込みです。また平年だと沖縄・奄美では梅雨が明ける時期ですが、湿った空気の影響を受けやすいため引き続き曇りや雨の日が多いでしょう。

(きっしー)

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