「麦秋(ばくしゅう)」という言葉をご存じでしょうか。「秋」という字が使われていますが、実はちょうど今(5月~6月頃)の季節を指す言葉です。これは、もともと「秋」が収穫の時期を意味していたことに由来し、麦にとっての収穫期を”秋”と捉えられたことから生まれました。
そのため、初夏に麦が黄金色に実り収穫を迎える風景を表す言葉として親しまれるようになりました。俳句では夏の季語とされ、実りの豊かさや穏やかな初夏の情景を象徴する表現として用いられています。

平均気温の傾向(5/30~6/29)
向こう1ヶ月は、日本の北の低気圧に向かう暖かい空気や、高気圧の縁を回る暖かい空気が流れ込みやすい見込みです。また、偏西風が平年より北を流れるため、平均気温は全国的に平年より高くなるでしょう。特に、北・東日本では期間のはじめ、西日本では期間の前半は、気温がかなり高くなる予想です。さらに、西日本と東海では、6月中旬頃にかけて「高温に関する早期天候情報」も発表されています。

降水量の傾向(5/30~6/29)
向こう1ヶ月の降水量は、西・東日本の太平洋側では、期間のはじめに台風6号やその周辺の湿った空気の影響を受けるため、平年並みか多くなるでしょう。また、沖縄・奄美の降水量は平年並みの予想ですが、期間のはじめ(6月第1週)は台風6号の影響により、多雨傾向となる見込みです。
(担当:りょた)

