秋雨前線が停滞、長期間の大雨に警戒

◆今週の天気のポイント
・7日にかけて関東は警報級の大雨に
・大雨は10日頃にかけて続く恐れ
・土砂災害や浸水害、洪水災害に要警戒

台風24号や秋雨前線の影響で、西日本や東日本の太平洋側を中心に、長丁場の大雨となる恐れがあります。土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

台風24号は、6日(日)9時現在、沖縄近海を東に進んでいます。7日(月)は奄美から九州の南東海上へ北上し、8日(火)に熱帯低気圧に変わる見込みです。台風の勢力は弱まっていますが、台風が持ち込む熱帯由来の非常に暖かく湿った空気が、秋雨前線の活動を活発化させるでしょう。

秋雨前線の北上に伴い、西日本や東日本の太平洋側は次第に雨脚が強まる見込みです。東海や関東甲信は6日(日)夜から非常に激しい雨が降る恐れがあります。
また、関東甲信は7日(月)朝にかけてが大雨のピークとなる予測で、7日(月)朝は交通機関に影響がでる可能性もあります。その後、発達した雨雲は東北に移り、東北太平洋側では7日(月)夜にかけて、大雨に警戒が必要となるでしょう。

7日(月)朝までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で東海で300mm、関東甲信で250mm、近畿で200mm、四国や九州南部で150mmとなっています。さらに、8日(火)朝までの24時間で、東北や東海で200mm、関東で150mm、近畿で120mmの雨が降る見込みです。

また、8日(火)以降も秋雨前線は本州付近に停滞する見込みで、大雨は長期間続く恐れがあります。西日本や東日本の太平洋側を中心に、10日(木)頃にかけて大雨が続き、期間を通しての総雨量がかなり多くなるでしょう。

これだけ雨が長引くと、土の中に含まれる水分量も徐々に多くなり、少しの雨でも土砂災害が発生するリスクが高まります。土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、道路の冠水、河川の増水や氾濫などにも警戒してください。

(気象予報士:まりー)

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