GW後半は行楽日和も天気急変に注意

平成から令和に変わる特別な大型連休が始まり、北海道では平年より1週間ほど早く桜の季節が到来。きょう(29日)函館と札幌の桜が満開を迎えました。

< さくらの開花日 >
◇4/24 函館(-6日), 札幌(-9日)
◇4/28 帯広(-6日)
◇4/29 室蘭(-7日)
※カッコ内は平年比

連休のスタートは晴れたり曇ったり雨が降ったりと短い周期で天気が変わり、季節が少し戻ったような肌寒さが続いていますが、連休後半は晴れて気温が上がり汗ばむ陽気になるところが多くなりそうです。まだまだ連休は始まったばかり、これからお出かけを予定されている方も多いと思いますが、車を運転される方はくれぐれも安全運転でお願いいたします。

今回は気になる連休中盤から後半にかけての天気傾向をお伝えします。

今週は5/1(水)にかけて前線や低気圧が日本付近を東進するため、全国的に雨雲が広がり沖縄と西・東日本の太平洋側を中心に雨脚が強まる見込みです。また、5/1(水)〜3(金)にかけて上空に寒気を伴った気圧の谷(寒冷渦)が北日本付近を通過するため、北日本では荒れた天気となるおそれがあります。晴れる西〜東日本も急な雷雨や突風などに注意が必要です。

上流部の雨にもご注意を

北日本は発達する低気圧の影響で風が強まり、寒気の影響で日本海側はシグレて北海道の標高の高いところでは雪の降るところもありそうです。西・東日本は晴れて気温が上がるほど地上と上空の寒暖差が大きくなり、大気の状態が不安定となりますので、山や川、海など屋外レジャーを予定されている方は最新の情報を確認し無理のない計画をお願いいたします。

連休終盤の5/4(土)は広く安定した青空が広がる見込みですが、5/5(日)〜6(月)頃は前線や低気圧が接近し、再び西から天気が崩れる見通しです。

(みやっち)

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