中秋の名月は観られるか!?残暑が続く一週間

今週の天気のポイント
・日中の気温はこの時期としては高め、熱中症対策はまだ必要
・週の中頃は全国的に雲に覆われ雨も降りすっきりしない天気に

20日(月)は「敬老の日」。北海道から沖縄で秋晴れが広がる地域が多くなるでしょう。3連休最後の晴天を満喫してください。
21日(火)は「中秋の名月」。今年は満月と重なり期待が高まります。
【天体観測】今年は満月!~中秋の名月を愛でよう~を開く
日中は晴れ間が広がる所が多くなりますが、西日本、東日本の太平洋側、北日本の天気は22日(水)にかけて下り坂。夜の天気がシンパイです。当日に最新の天気予報を確認してお月見に備えましょう。なお、北日本は週末にかけて曇りの日が多くなる可能性がありますので、乾きにくいものや溜まっている洗濯物は、20日からの日差しを活用して片付けると良いでしょう。

西から前線が近づき天気は下り坂

22日(水)は、低気圧や前線の影響で北日本~西日本は雲に覆われ各地で雨が降る見込みです。なお雨の降る時間は比較的短いため、お出かけの時間帯によっては折り畳み傘でしのぐことができるかもしれません。
23日(木)は「秋分の日」。西日本で秋晴れが戻るほかは、雲が多く北陸や北日本で雨の所もあるでしょう。その後週末にかけては、北日本で雲が多いものの、西日本を中心に晴れ間が期待できそうです。

今週は全国的にこの時期としては気温の高い状態が続きます。気象庁から「高温に関する早期天候情報」が沖縄を除く各地に発表されていますので、熱中症対策を行うなど健康管理に気を付けてください。また農作物の管理にも注意が必要です。

高温に関する早期天候情報とは?
10年に1度程度しか起きないような著しい高温になる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかける情報

秋分の日は北日本で夏日、東日本~西日本は真夏日の地域も多くなる見込みです。秋のお彼岸でお墓参りに出掛けられる方は、過ごしやすい午前の早めの時間帯や気温の落ち着いてくる夕方がゆっくりできそうです。

(気象予報士:たけねこ)

シェア!