週中ごろは天気急変に注意、東日本は梅雨空続く

◆今週の天気のポイント
・週の中ごろは大気の状態が不安定、天気急変に注意
・東日本は梅雨空続き、伊豆諸島は大雨のおそれも
・東海や西日本は真夏日の続く所があり、熱中症対策が必要

・北海道
21日(月)は雨の降る所もありますが、低気圧が東へ離れていくため22日(火)からは晴れ間がでるでしょう。ただし、上空に寒気が流れ込み大気の状態が不安定となるため、天気の急変に注意して下さい。
最高気温は週の終わりに近づくにつれて次第に上昇し、週末の気温はこの時期としては高めとなる見込みです。

・東北~東日本
梅雨空が続き、週の中ごろは各地で傘の出番となるでしょう。特に伊豆諸島では、梅雨前線の活動の程度次第で23日(水)~25日(金)に大雨のおそれがあります。最新の予報を確認し、大雨への備えはお早めに。
週の前半は日中も気温が上がりにくくなる可能性があります。前日との気温差が大きくなる所もあるため、お出かけ前に予想気温の確認を忘れずに。カーディガンやシャツなど、長袖の羽織れるものを準備しておくと安心です。

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・西日本
梅雨前線は南へ離れた状態が続きます。週の前半は雨の降る所もありますが、後半は晴れ間のでる日が多く梅雨の中休みとなるでしょう。週の後半は真夏日の続く所があり、日差しが加わるとさらに暑く感じられそうです。喉が渇いていなくてもこまめに水分を補給したり、屋外では日傘や帽子などで直射日光を避けるなど、熱中症対策や暑さ対策をしっかりと行って下さい。紫外線対策も忘れずに。

・沖縄
梅雨明け平年の6月21日ごろを過ぎても雨が降りやすく、今年の梅雨明けは平年より遅めとなりそうです。ムシムシとした日が続くため、熱中症対策はもちろん食品の管理にも注意して下さい。

6月21日(月)は夏至。日の出から日の入りまでの時間が一年で最も長い日で、夏至を境に昼の時間がだんだんと短くなっていきます。暦の上では夏の真ん中となりますが、実際は梅雨の最中でまだ夏を感じる機会が少ないかもしれません。北陸は6月18日(金)、東北は6月19日(土)に梅雨入りが発表され、梅雨のある全ての地域で梅雨入りとなりました。
大雨による災害のリスクが高まる時期です。ハザードマップで避難場所や経路を確認しておくなど、日頃からできる防災対策を行いましょう。

(気象予報士:マドレーヌ)

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