春も近付く3月スタート!ひな祭りの後は荒天の恐れあり

今週の天気のポイント
・5日~6日は春の嵐、北日本を中心に荒れた天気の恐れ
・全国的に天気は変わりやすく、週の後半は一時的に寒さが戻る日も。花粉の飛散も心配…天気予報や花粉情報はシッカリ毎日チェック

いよいよ本格的な春が近付く3月がスタート。春は天気の変化が早いのが特徴。「春に3日の晴れなし」のことわざのとおり、今週の天気は全国的に変わりやすく傘の出番も増えそうです。また雨上がりで気温も上がると気になるのは花粉の飛散。翌日のお出かけの準備には、天気予報や花粉情報などこまめなチェックは欠かせません。

 

3日(火)桃の節句・ひな祭りは、東日本~西日本、沖縄では晴れ間も出る所が多く穏やかな一日で春を感じられそうです。北日本では2日(月)から降る雨や雪も次第にやんでくるでしょう。

予想気圧配置図(3月3日21時)

天気を崩した低気圧は北海道の東へ

天気が変わりやすい原因は、日本付近を周期的に通過する低気圧。特に週の中頃は低気圧の発達による影響が心配です。
4日(水)は、西日本~東日本~東北の太平洋側ではザーザー降りの雨となる所があります。出かける時には雨が降っていなくても傘を忘れないように。

北日本では5日(木)も雨が降りやすく雨量が多くなる所もあるため、積雪の多い地域では融雪による浸水や雪崩などに注意が必要です。一方で低気圧は上空の寒気も引き込むため、東北北部~北海道では大雪となる恐れも。湿った雪による電線などへの着雪、吹雪による視程悪化の中での車の運転には十分に気を付けてください。

降水の予想図(4日~5日)

また全国的に風が強まります。特に本州の日本海側では非常に強く吹き暴風による交通障害が発生する可能性もありますので、最新の交通情報の確認をしてください。東京、名古屋、大阪など太平洋側の都市圏でも北~西寄りの風が強まるため、一枚多めに羽織るなど風対策をおススメ。また日本付近の海上は波が高くなるため海岸には近付かないように。

風の予想図(4日15時)

発達する低気圧が通過した後は冷たい空気が南下します。週の後半は西日本を中心に一時的に寒さが戻る日があるため、身体を冷やさないよう防寒対策をしてください。新型コロナウイルスの影響が非常に心配される中、普段以上に入念な体調管理が大切です。

週末になると再び低気圧の影響で西から天気は下り坂に。自宅でゆっくり過ごせる休日プランをじっくり想像して過ごすのも良いかもしれません。

予想気圧配置図(7日21時)

(たけねこ)

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