週の初めは冬の荒天、週末は春の荒天の恐れあり

今週の天気のポイント
・週の初めは西日本で大雪に警戒を。平野部でも道路の積雪・凍結による車のスタックやスリップ、歩行時の転倒に注意。交通機関が乱れる恐れ、お出かけの準備は早めに。
・週末も天気が荒れる恐れあり。旅行など計画は予報の変化の確認を。

週の初めは、非常に強い寒気が西日本に南下します。このため中国、四国、九州では山地を中心に大雪となり、平地でも雪による影響に十分な警戒が必要です。

予想天気図(18日9時)

日本付近は冬型の気圧配置が強まる

雪に慣れていない地域では車の移動は控えた方が安全です。路面は雪により滑りやすくなり、少しの上り坂でも運転が困難となる恐れが。また、強い風も伴い見通しも悪くなるためキケン。どうしても車での移動が必要な方は、冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めを必ず準備してください。また公共交通機関も乱れる恐れもあるため、不要不急の外出は予定を変更するなど検討も必要です。

雪が降りやんだ後も、積雪した箇所だけでなく濡れた道路が凍結する所も。特に18日(火)朝は転倒が心配なため足元には十分に注意し、通勤・通学の際は時間に十分な余裕を持ってお出かけください。また湿った雪は大変重く農作物やビニールハウスなど農業施設への影響も心配されます。

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波も高くなりしける海域も。特に強い風が海から吹きつける日本海側や奄美・沖縄の沿岸部は海に近付かないようにしてください。

予想波浪図(18日6時)

北陸や東北の日本海側、また岐阜北部、長野北部などの山沿いでも、18日(火)にかけてまとまった雪が降る見込みです。沿岸部を中心に吹雪により急に視程が悪くなる所もあるため車の運転は慎重に。また先週の季節外れの暖かさで固くなった雪の上に新雪が積もり、雪崩の発生に対して注意が必要です。

 

19日(水)~21日(金)は、北陸や北日本の一部で雨や雪が降るほかは、沖縄も含めて全国的に日差しに恵まれるでしょう。前半に天気が悪かった各地では、洗濯物や布団干しまた車の洗車などにも日差しをフル活用するチャンス。
ただし天気も回復し花粉の飛散も心配。お出かけ前には対策を忘れずに。

予想天気図(19日21時)

日本付近は高気圧に覆われる

今週末は、晴れる沖縄を除く西日本から北日本の各地では、再び低気圧の影響であいにくの天気になりそうです。低気圧の発達程度により日本海側を中心に雨や雪、風も強まり荒れた天気になる恐れもあります。残り少ない2月の週末。お出かけを予定されている方は週間予報をチェックして計画を練ってください。

(たけねこ)

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