10月8日は二十四節気の寒露(かんろ)。本格的な秋が始まり冷たい露の結ぶ頃とされています。来週にかけて季節外れの暑さが続く見通しですが、その後は冷たい空気が流れ込み、北から急に秋が深まるため体調管理に注意が必要です。
向こう1ヶ月(10/9~11/8)は日本付近では暖かい空気に覆われやすいため、全国的に高温傾向となるでしょう。ただ、10月後半は北日本を中心に寒気が南下しやすくなるため、気温の低い日が多くなりそうです。その他の地域でも徐々に肌寒くなってきますので体調管理にご注意ください。
向こう1ヶ月は南西諸島では湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多くなるでしょう。北日本の日本海側も低気圧や寒気の影響を受けやすいことから多雨傾向となる見通しです。その他の地域は平年と同様に天気は数日の周期で変わる見込みですが、西日本の太平洋側では曇りの日が多く日照不足になる可能性があります。農作物の管理などに注意が必要です。
(気象予報士:きっしー)