11日夜に茨城県南部に上陸した台風第15号は、今日12日にかけて本州を東から西へ横断するという異例のコースをたどって日本海へ抜ける予想です。台風の接近・通過に伴って非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、北~東日本は今日の夜にかけて、近畿・中国地方は今日の午後以降、大雨や強風に注意・警戒し、低地の浸水や河川の増水、土砂災害、落雷、突風に注意してください。台風から離れた地域でも大気の状態が不安定となり急な雷雨のおそれがあるため油断は禁物です。お盆休みの移動にも影響が出る可能性があるため、最新の交通情報や台風情報を確認してください。日中の最高気温は、北日本で昨日より高くなるところが多い一方、関東から西では昨日と同じくらいか低いところが多いでしょう。
予想天気図(9時)

全国の天気と気温


雨雲の予想(9時)

風と波の予想(9時)

■各地の天気のポイント
【北日本】(北海道・東北)
台風は北日本からは遠ざかりつつも、海からの暖かく湿った空気が流れ込み続ける影響で、東北の太平洋側では夜にかけて断続的に雨が降るでしょう。局地的に雷を伴って激しく降るところもありそうです。低地の浸水や河川の増水、土砂災害、落雷、突風にご注意ください。北海道は雲が広がりやすく、所により雨となるでしょう。最高気温は北海道の道東で25℃前後、道央・道南で30℃前後、東北の太平洋側で28℃前後、日本海側で30℃前後の見込みです。
雨雲の予想(上:12時/下:21時)


【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
台風が通過した後も暖かく湿った空気の影響で、日中は関東甲信や東海で雨脚が強まる時間があるでしょう。山沿いでは夜にかけても雨が降り続きそうです。大雨による低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害、落雷や突風に注意が必要です。常に最新の気象情報をご確認ください。最高気温は関東甲信や東海で28℃前後、北陸で30℃台前後となる見込みです。
雨雲の予想(上:12時/下:21時)


【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
台風が最も近づく西日本では次第に雨や風が強まるでしょう。日本海側では午前中から雨が降り、午後になると近畿や中国、四国地方の広い範囲で荒れた天気となるおそれがあります。九州はおおむね晴れる予想ですが、湿った空気の影響で午後を中心に局地的に雨や雷雨となりそうです。最高気温は33℃前後のところが多く、ところによっては35℃を超えるところもありそうです。引き続き熱中症対策を心がけてください。
雨雲の予想(上:12時/下:21時)


【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
台風第15号の直接的な影響は小さいものの、暖かく湿った空気の影響でにわか雨や雷雨の所がありそうです。海ではうねりが残るため、海のレジャーや船舶の航行は最新の情報を確認してください。最高気温は30℃前後で、この時期らしい暑さが続きそうです。
雨雲の予想(上:12時/下:21時)


気象予報士:ソラマニ

