【5/18 朝イチ!】関東周辺を除き「五月晴れ」・北日本は「暑さ対策」を!

関東周辺は今日も不安定で、曇りがちで、急なにわか雨に注意して下さい。この他の地方は五月晴れの所が多いですが、北日本は初夏~7月並の暑さで「夏日」になる所が多い見込みです。

昨日17日の一番
小笠原諸島父島で、日最低気温が26.1℃で、5月として1969年の観測以来、48年間で最も高い気温を更新しました。また、日最低気温が25℃以上の「熱帯夜」は今年、全国でも初めてで、父島としては昨年10月23日以来、およそ7か月振りの熱帯夜になります。ちなみに、最高気温は曇り空で上がらず27.6℃でした。
北海道十勝地方大樹町で日照時間が13.9時間を観測し、今年、全国で一番多い日照時間でした。

今日18日の天気
9時の予想天気図では、東シナ海と三陸沖に高気圧があり、日本列島を広く覆うでしょう。ただ、高気圧と高気圧の間に当たる関東付近は、弱い気圧の谷になります。また、日中は関東の上空5000m付近を-24℃の強い寒気が通過する見込みです。

予想天気図

このため、関東甲信と福島県では今日も不安定な天気で曇りがちの所が多く、午前中は内陸や甲信・福島県で、午後は関東南部で、急なにわか雨や雷雨の降る所があるでしょう。気になる方は傘を持つと安心です。
この他の地方は、沖縄・奄美でも梅雨の中休みで、全国的に晴れる所が多い見込みです。

18日の天気予報

今日18日の最高気温
長野県・関東と東北南部では、昨日に続いて平年(今頃)より2℃~3℃低い、4月下旬の頃の少し肌寒さを感じる陽気が続くでしょう。沖縄~西日本と東海・北陸では今頃の陽気で、清々しい五月晴れの所が多い見込みです。一方、東北北部~北海道では、平年より3℃~6℃、一部では10℃前後も高く、初夏~7月並、一部では真夏並の暑さなり、25℃を超える「夏日」になる所が多いので「暑さ対策」をしてお出かけ下さい。

18日の予想気温(最高/最低)

3時現在、新潟(魚沼・妙高)・岩手県内陸と北海道の雪の多い地方には引き続きナダレ注意報が発表されています。

今日18日の波高
3時現在、小笠原諸島に波浪注意報が発表されています。小笠原諸島では昼前まで、北海道北部の日本海沿岸では、午後から波やウネリが高まるので注意して下さい。

15時の予想波高分布

北海道の日本海沿岸は2m以上



トミーです。関東周辺のすっきりしないお天気は今日までで、明日から週末にかけては全国的に晴れて、特に週末は気温も上がり、7月並の暑さになる所が多くなる見込みです。お出かけ・行楽日和ですが、この時期は紫外線も強まる季節です。週末は「暑さと紫外線対策」が必要でしょう。

さくらんぼの花(バラ科)


北海道滝川市

西・東日本では桜は3月下旬で、菜の花や梅の花は2月で1か月位前に咲きますが、北海道ではこの季節(5月)、春の花が一気に咲きはじめます。さくらんぼの実は食べますが、花は見たことがない方が多いかと思います。さくらんぼの生産量は、山形県が70%を占め、次いで北海道の10%で、南限は山梨県です。食べ頃は6月下旬~8月上旬です。さくらんぼの花言葉は、小さな恋人・上品・あなたに真実の心を捧げる等。
昨日は秋田からヤマツツジ、帯広からライラックの開花、青森からツバメ、佐賀・岡山・高松からシオカラトンボ、松山・京都からゲンジ・ヘイケ蛍、盛岡からキアゲハ(蝶)の初見、山形からはカッコウの初鳴の便りが届いています。

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