北陸で記録的大雪に

冬型気圧配置と強い寒気の影響で日本海側は断続的に雪が降り、特にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲が流れ込んでいる北陸では積雪が急増し、富山市で35年ぶりに積雪1メートルを超えるなど記録的な大雪となっているところがあります。

あす10日(日)にかけても北陸を中心に日本海側は断続的に雪が降り、九州や四国にも雪雲が流れ込み、積雪がさらに増加する見通しです。きのうは新潟県南魚沼市の国道17号で一時的に車の立往生が発生し、交通への影響も大きくなっています。鉄道や空の便など交通機関をご利用の方は最新の交通情報を確認しましょう。引き続き、大雪による交通障害や雪崩、屋根からの落雪などに警戒してください。

除雪作業は慎重に

また、全国的に厳しい寒さが続きますので、体調管理に気をつけて路面の凍結や水道管の凍結にも十分注意してください。なお、連休明けの12日(火)ごろは南岸低気圧の通過に伴い、東京都心など関東も降雪が予想されています。最新の気象情報を確認し、早めの備えをしておきましょう。

雪レーダー凍結マップ道路ライブカメラ

(気象予報士:みやっち)



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