日本の東海上に中心を持つ高気圧に覆われ、北海道から近畿、中国地方にかけて夏空が広がり、強い日差しが照り付けています。きょう17日午前に東海地方と近畿地方の梅雨明けが発表されました。いずれも平年より2日、昨年より15日早い梅雨明けです。
梅雨明け早々に各地で厳しい暑さとなっています。こまめな水分補給と暑さ対策をしっかりと行い、熱中症にならないように十分注意してお過ごしください。
一方、九州南部や大分県、四国の太平洋側は高気圧縁辺をまわる湿った空気の影響で断続的に雨が降っており、これまでの雨で土砂災害の危険度が高まっている地域があります。あす18日(日)にかけても同じような地域で断続的に雨が降る見込みで、大雨による土砂災害や川の増水などに警戒が必要です。
また、日本の南海上を北上中の熱帯低気圧が今後台風に発達して南西諸島に接近するおそれがありますので、こまめに気象情報を確認して早めに備えておきましょう。
(気象予報士:みやっち)