7月13日に九州北部と中国地方の梅雨明けが発表されました。いずれも平年より6日早く、昨年より2週間以上早い梅雨明けとなりました。
梅雨期間中の降水量は、九州北部は平年並みか少なく福岡では平年の6割にとどまりました。一方、中国地方は平年より多くなり、山陰地方を中心とした記録的な大雨により、松江や鳥取では平年の2倍前後の降水量となりました。
梅雨期間中(5月15日~7月12日)の降水量(速報値)
九州北部
中国地方
今週は上空の寒気や湿った空気の影響で不安定な天気が続き、午後を中心に局地的に激しい雨や雷雨となるおそれがありますが、週末以降は安定した晴れとなる日が多くなる見込みです。先日から大雨となっている地域では引き続き土砂災害などにご注意ください。また、夏本番の暑さとなりますので熱中症対策もしっかりと行いましょう。
(気象予報士:みやっち)