暖冬・少雪傾向続く

今週はこの時期としては珍しく日本の南岸に前線が停滞し、関東以西では長雨が続いています。きょう(24日)は暖かい空気に覆われて、各地で3~5月並みの暖かさとなりました。沖縄県の南城市と宮古島市では統計開始以来1月としては最も高い気温を記録しました(それぞれ25℃、27.1℃)。「例年通り」なことが少ない今冬ですが、この先2月以降も暖冬傾向は続くのでしょうか?また、春の訪れは早まるのでしょうか?

向こう3ヶ月(2~4月)の天候の傾向をお伝えいたします。

平均気温の傾向(2~4月)

向こう3ヶ月は偏西風が日本付近で北に蛇行する傾向が続くため、南からの暖かい空気が流れ込みやすく、全国的に高温傾向となる見込みです。2月は一時的に強い寒気の影響を受ける可能性があるものの平年よりもかなり気温が高く、暖冬傾向が続くでしょう。3~4月も平年より気温が高く春の訪れは早まりそうです。

降水量の傾向(2~4月)

向こう3ヶ月の降雪量は北日本の日本海側で少なく、記録的な少雪が続きそうです。また、向こう3ヶ月の降水量は冬型の気圧配置が長続きしないことから、北・東日本の日本海側では少なく、そのほかの地域はほぼ平年並みの見込みです。

(きっしー)

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