この夏、どうやら暑い夏になる可能性が非常に高くなっています。エアコンの掃除や買い替え、夏用の衣類の整理など、暑さへの備え・心の準備はできていますでしょうか‥。今回ライフレンジャーでは7月~9月までの3ヶ月の天気傾向をお伝えします。
■7月~9月 平均気温の傾向
この先3ヶ月、全国的に平年よりも気温が高めの予想。特に東~西日本、奄美沖縄は暑さが厳しいものになる可能性が高そうです。先日の七夕の日をはじめ、すでに35℃を超える猛暑が続いていますが、まだまだ暑さの本番はこれからですね‥。さらに、今年は全国各地で9月の残暑も厳しいと見られています。
■暑さの原因① -ラニーニャ現象-
この夏は南米ペルー沖の海水温が高くなる、ラニーニャ現象が予想されています。
画像:気象庁参照
ラニーニャの年は東日本を中心に夏の気温が高くなる傾向があります。ただし、ラニーニャの年は沖縄奄美の気温は平年より低いことが多いのですが‥これはもうひとつの原因があります。
■暑さの原因② -2つの高気圧-
日本に暑さをもたらす原因は、南の太平洋高気圧の勢力が関係します。
夏の日本付近の気圧配置や天候特徴
画像:気象庁参照
今年は太平洋高気圧が平年よりも西側、沖縄方面にまで勢力を強めています。そこにさらにもうひとつ、大陸からのチベット高気圧に上空からすっぽりと覆われるために沖縄付近では高気圧の力がさらに強まると見られています。
■7月~9月 降水量の傾向
平年並みか多い:北日本
平年並み:東~西日本、沖縄・奄美
現在も関東などで水不足が心配され、7月8日現在、群馬県のみなかみに位置する八木沢ダムでは貯水率が20%前後で推移しています。この先も降水量は平年並みで、すぐに水不足を解消する雨の降ることはないと見られています。日ごろからの節水を心がける必要がありそうですね。
一方で、これから秋にかけて本格的な台風シーズン、雨の災害が最も発生しやすい季節になります。災害時の家族との連絡手段や避難場所の確認など、大雨への備えも十分に行っておきましょう。
こんにちは。ささやんです。まだ梅雨明けの発表がされていない地域でも日によっては真夏の暑さになるところが出てきています。水分・栄養をしっかりと摂って、体調を崩さないようにしましょう。睡眠不足も熱中症の原因になりますよ!
(2016/7/8 12:45更新)