梅雨寒は解消へ

6月6日に平年より1日早く関東甲信で梅雨入りが発表されました。九州南部より早い梅雨入りは2005年以来です。来週になると本州付近でもぐずついた天気が多くなり、各地で梅雨入りが発表されるでしょう。

平均気温の傾向(6/11~7/10)

西~北日本は来週にかけてオホーツク海高気圧などの影響を受けて低温傾向となる見込みです。ただ、その後は太平洋高気圧が勢力を強め、日本付近は暖かい空気に覆われるようになるでしょう。そのため、向こう1ヶ月(6/11~7/10)は全国的に高温傾向となる見込みです。気温の変化が大きい1ヶ月となりそうですので体調管理などにご注意ください。

降水量の傾向(6/11~7/10)

来週は梅雨前線が本州付近まで北上する見通しとなっており、梅雨入りが遅れている地域でも順次梅雨入りが発表されるでしょう。6月下旬にかけて全国的に曇りや雨の日が多く、平年と同様に梅雨らしい天気が続く見込みです。なお、6月末頃には沖縄・奄美地方で晴れの日が多くなって、梅雨明けが発表される可能性があります(平年の梅雨明け:沖縄は6/21、奄美は6/29)。

(気象予報士:きっしー)

シェア!