3月21日は二十四節気の春分(しゅんぶん)。昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日の3日前から7日間は春のお彼岸です。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉の通り、来週まで寒の戻りとなりそうですが、その後は4月にかけて春の陽気となる日が増えてきそうです。
向こう1ヶ月(3/19~4/18)は東・北日本は寒気の流れ込みが弱いため高温傾向になるでしょう。来週は全国的に寒の戻りが予想されているものの、その後は再び季節先取りの暖かさとなる見込みです。福岡県や宮崎県に続いて各地からソメイヨシノの開花の便りが届くでしょう。なお、積雪が多い地域では融雪が急速に進みますので、落雪や雪崩、路面状態の悪化にご注意ください。
向こう1ヶ月は春らしく数日の周期で天気が変わる所が多くなるでしょう。沖縄・奄美地方は高気圧に覆われる日が多く、曇りや雨の日が少なくなる見込みです。
(気象予報士:きっしー)