3月5日は二十四節気の啓蟄(けいちつ)。冬眠していた虫が春の訪れを感じ、穴から出てくる頃とされています。この先1ヶ月(3/5~4/4)は春本番の陽気となる日が増えてきますが、融雪や花粉に注意が必要となりそうです。
向こう1ヶ月は大陸からの寒気が弱く、西~北日本は高温傾向となるでしょう。来週前半は一時的に寒の戻りがありますが、3月中旬以降は春らしく暖かい日が続く見込みです。
積雪が多く残る地域では融雪が進みますので屋根からの落雪や融雪洪水などにご注意ください。また、東北地方も含め各地でスギ花粉の飛散量が増えてきますので、花粉症の方は早めの対策をなさってください。
向こう1ヶ月は高気圧に覆われる日が多くなり、沖縄・奄美地方や西日本の太平洋側を中心に曇りや雨の日が少なくなるでしょう。その他の地域は平年と同様に天気は短い周期で変わりそうです。
(気象予報士:きっしー)