11月22日は二十四節気の小雪(しょうせつ)。北国から雪の便りが届き、次第に冷え込みが強まる頃とされています。暦通り22日以降は強い寒気が流れ込み、北日本の各地から初雪の便りが届く見通しですが、北日本の本格的な冬の訪れはもう少し先になりそうです。
向こう1ヶ月(11/20~12/19)は西日本を中心に冬型の気圧配置になりやすく、沖縄・奄美地方や西日本は低温傾向となるでしょう。12月にかけて冷え込みが強まりますので体調管理などにご注意ください。一方、北日本は寒気が流れ込んでも影響は一時的で、平年よりも暖かい日が多くなる見込みです。東日本はこの時期らしい気温となる日が多く、日中と朝晩の寒暖差が大きくなるでしょう。
向こう1ヶ月は低気圧や前線の影響を受けやすい北陸や北日本で曇りや雨(雪)の日が多い見込みです。ただ、気温が高めであるため降るのは雨が多く、日本海側の降雪量は平年並みとなるでしょう。その他の地域は平年と同様に太平洋側を中心に晴れの日が多い見込みです。
(気象予報士:きっしー)