師走にかけて季節足踏み

今週前半は北日本を中心に強い寒気が流れ込んで、北海道のほかにも青森県や岩手県、秋田県、新潟県、長野県の各地で初雪が観測されました。その後は全国的に朝晩の冷え込みが強まり、日中との気温差が大きい日が続いています。

11月15日は七五三でお参りを予定している方もいらっしゃると思います。幸い全国的に概ね晴れそうですが、朝晩と日中の気温差が大きくなる予想ですので、体調管理にご注意ください。

平均気温の傾向(11/14~12/13)

全国的に向こう1ヶ月(11/14~12/13)は暖かい空気に覆われやすいため、高温傾向となるでしょう。特に沖縄・奄美地方や西・東日本では11月後半は季節外れの暖かさとなる見込みです。12月に入っても全国的に寒気の影響を受けにくく、冬本番の寒さとなる日は少ない予想です。

降水量の傾向(11/14~12/13)

沖縄・奄美地方や北陸以北の日本海側は湿った空気や寒気の影響を受けにくいため、向こう1ヶ月の降水量は平年並みか少ない見込みです。一方、西日本の太平洋側は湿った空気の影響を受けやすいため、多雨傾向となるでしょう。その他の地域はほぼ平年並みの降水量となる見込みで、平年と同様に晴れる日が多くなりそうです。

(気象予報士:きっしー)

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