暖冬の反動?4月は全国的に低温に

3月までの高温傾向から一転、4月中は冷たい空気が流れ込みやすく、全国的に低温傾向となりそうです。

平均気温の傾向(4/11~5/10)

記録的な暖冬の反動なのか、4月は上空に寒気が流れ込みやすくなり、北海道は来週(~4/17)にかけて、沖縄・奄美地方と九州~東北地方は再来週(~4/24)にかけて平年より気温の低い日が多く、低温傾向となりそうです。晩霜(晩春から初夏にかけて降りる霜)による農作物への影響が懸念されます。

一方、4月下旬からゴールデンウィーク頃にかけては暖かい空気に覆われやすくなり、気温は全国的に平年並みか高くなる予想になっています。急に気温が上がると熱中症にかかりやすくなりますのでご注意ください。

降水量の傾向(4/11~5/10)

向こう1ヶ月(4/11~5/10)の降水量は高気圧に覆われやすい沖縄・奄美地方と北日本は平年並みか少なく、西・東日本は平年並みとなる見通しです。なお、来週12日(日)~13日(月)にかけて本州付近を低気圧が急速に発達しながら東進する見込みで、西・東日本を中心に広い範囲で雨風が強まり、関東甲信の山沿いでは季節外れの大雪になるかもしれません。

(きっしー)

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