きょうから3月、弥生(やよい)です。弥生はもともと旧暦3月の呼び方でしたが、現在、私たちが使用している新暦にも用いられるようになりました。「弥」には「いよいよ」「ますます」といった意味があり、「生」には「草木が芽吹く」という意味合いが込められているそうです。まさに春を感じさせるネーミングですね。
また、3月6日は二十四節気の啓蟄(けいちつ)で冬眠していた虫たちが暖かな陽気に誘われて地上に出てくる頃とされています。この頃に合わせてお城や庭園などの松の木に巻かれていた菰(こも)が外され、その光景は春の風物詩の一つになっています。
3月は春を呼ぶ暖かさ
太平洋側を中心に雨が少なく乾燥した日が続いていましたが、春の訪れとともに雨の日が増え、昨日(2/28)は東日本で今年一番のまとまった雨となりました。ただ、インフルエンザの流行は続いており、多くの都道府県で警報レベルとなっているようです。帰宅された際は手洗い、うがいを忘れずにおこなってくださいね。
向こう1ヶ月(3月2日~4月1日)は低気圧が本州南岸付近を周期的に通過する見通しで、暖湿な空気が流れ込みやすい見込みです。そのため、全国的に平年より気温の高い日が多く、沖縄と西日本、東日本太平洋側の降水量は平年より多くなると予想されています。
(みやっち)