前線上の低気圧が東海沖を東進し、きょう13日(木)は東日本の太平洋側を中心に雨雲が広がっています。あす14日(金)は前線が南下し、本州付近は高気圧に覆われるため陽射しの届くところが多いでしょう。関東から西の地域を中心に気温が上がり暑くなる見込みです。
15日(土)09時の予想天気図
北・東日本は15日(土)も高気圧に覆われて晴れるところが多いですが、西から前線が延びてくるため、西日本を中心に傘の出番となるでしょう。
16日(日)から18日(火)にかけて前線が日本海から太平洋沿岸へゆっくり南下する見通しで、西～北日本は曇りや雨のところが多くなるでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、雨脚が強まったり、まとまった雨となる可能性もあります。大雨シーズンを前に非常持ち出し品や備蓄品などの確認や準備をしておきましょう。
16日(日)09時の予想天気図
一方、沖縄地方は梅雨の晴れ間となり、来週にかけて晴れる日が多くなる見込みです。夏の空気に覆われて宮古島や石垣島など先島諸島を中心に早くも真夏日（日中の最高気温が30℃以上）や熱帯夜（夜間の最低気温が25℃以上）となる日が現れています。本州付近もカラッとした暑さからムシムシとした不快な暑さに変わっていきますので、衣替えの準備やエアコン掃除など暑さ対策を進めておきましょう。
（気象予報士：みやっち）
