◆今週のポイント
・週明けは全国的にスッキリしない天気
・週中ごろは太平洋側で晴れて空気が乾燥
・北日本の日本海側では積雪の増加に注意
4日(日)は冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気が流れ込んでいます。平地で雪の目安となるマイナス6℃以下の寒気は東北まで南下しており、北海道や東北の日本海側では5日(月)にかけて雪が続くでしょう。積雪の増加や吹雪、着雪などに注意・警戒が必要です。
東日本や西日本も5日(月)は雲が広がり、関東周辺は冷たい雨が降りやすくなるでしょう。最高気温は10℃を少し超えるくらいの所が多く、東京都心では8℃止まりで真冬並みの寒さになりそうです。厚手のコートやマフラー、手袋などで、しっかりと防寒をしてお出かけください。
6日(火)は緩やかに高気圧に覆われ、東日本や西日本の太平洋側を中心に晴れる所が多くなる見込みです。関東は天気の回復がやや遅れる可能性がありますが、7日(水)には晴れ間が広がり、日差しの温もりを感じられるでしょう。
太平洋側は9日(金)頃にかけても、晴天傾向が続く見通しです。空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意が必要となるでしょう。寒くなるにつれ暖房器具を使う機会も増えると思いますが、ストーブの周りに燃えやすいものは置かず、就寝時には必ず消すようにするなど、火災予防を心がけてください。
北日本は冬型の気圧配置の日が多く、日本海側を中心に雪が続く見通しです。4日(日)も積雪が増加しており、路面状況がかなり悪くなる恐れがあります。雪道を運転する際は必ず冬用タイヤやタイヤチェーンを装着し、歩く際も滑りにくい靴を選び、小さな歩幅でゆっくりと歩くことを心がけましょう。
また、北日本は寒さが厳しく、北海道では日中も氷点下の真冬日になる日がある見込みです。しっかりと防寒をして、体調を崩さないようお気をつけください。
(気象予報士:まりー)