清々しい晴れに期待も、梅雨空が続く沖縄は大雨に警戒

大型連休明けから先週末にかけて、曇りや雨の日が多かった西日本と東日本では日照不足となり、九州、四国、近畿南部では平年よりも極端に少なくなりました。今週は5月らしく晴れる地域も多くなりそうです。

日照時間合計の平年比(5~14日)

引用:気象庁HP

今週の天気のポイント
・沖縄は梅雨前線の影響による大雨に警戒継続を
・日照不足は回復?北日本と西日本は晴天に恵まれるが、関東はスッキリしない天気多い

梅雨前線が停滞している沖縄は、16日(月)にかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また高波に注意が必要です。
週の後半も再び大雨になるおそれがあります。さらに増える雨量で地盤が緩む所もあるため、大雨災害に対する警戒の継続が必要です。

予想天気図(梅雨前線が沖縄付近に停滞)

北日本~西日本の16日(月)は、東北南部太平洋側、関東、東海などで雨が降り、通勤・通学時間帯には傘が必要になる地域も多いでしょう。西日本も太平洋側で雨の所もありますが、次第に西から天気は回復に向かいます。
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17日(火)~20日(金)は、北日本と西日本を中心に晴れる日が多くなる見込みで、布団や洗濯物の外干しなどに日差しをシッカリ活用できそうです。5月らしく清々しい青空や美しい新緑を楽しみながらのお散歩で、心も体もリフレッシュしてみてください。ただし北海道では、19日(木)は前線通過による天気の急な変化に注意が必要です。また、雲が広がりスッキリしない天気の日が多くなる関東では、計画的に日差しを活用しましょう。

週末は低気圧が本州付近を通過する影響で、全国的に雨が降る可能性があります。風も強まりやや天気が荒れるおそれもありますので、今後の予報の変化にご注意ください。

気温は北海道で平年より高い日が続く見込みです。東日本~西日本は週の後半になると、最高気温が25℃以上の夏日になる日もあるでしょう。意識的な水分補給のほか紫外線対策も忘れないようにしてください。

(気象予報士:たけねこ)

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