一気に深まる秋、北日本・北陸は荒れる天気に注意

17日(日)に稚内、旭川、網走から初雪の便りが届き順調に冬が近づいている北海道では、暖房器具の清掃や点検、冬用タイヤへの履き替えなど冬支度の準備を進めてください。

今週の天気のポイント
・北日本と北陸は雨、風ともに強まり天気が荒れるおそれ
・全国的に秋が一気に深まるため、体調管理に注意

北日本や北陸は21日(木)頃まで雲が広がる日が多く、20日(水)は天気が荒れる見込みです。低気圧が北日本を通過するため大気の状態が不安定になり、雨や雷雨で大雨の可能性があります。また風も強まり暴風となるおそれも。海上の波も高くなるため沿岸では高波にも注意が必要です。お出かけの際はレインウェアや長靴などの雨対策を万全に。
その後は、週末になると晴れる所も多くなる可能性があります。秋の行楽日和になることを期待しましょう。

予想天気図(20日9時)

東日本の太平洋側と西日本は日差しの届く日が多くなりますが、雲も発生しやすいため、すっきりとした秋晴れは続かないでしょう。19日(火)は、関東甲信、東海、また西日本は近畿や山陰を中心に広く雨が降り傘の出番となりそうです。

沖縄は曇りの日が多くすっきりしない天気が続きます。波の高い状態は次第に解消しますが、18日(月)までは沿岸の海域や海岸は高波に注意してください。

先週は西日本で季節外れの暑さが続き、東日本や北日本も気温は高めの日が多くなりました。今週は秋の空気に入れ替わり、一気に季節の進みを感じるでしょう。大きな気温差で体調を崩さないよう秋の装いで体感を調整してください。
朝の気温は、北日本で10℃を下回り冷え込んできます。東京や名古屋、大阪など東日本~西日本の都市部では10℃を少し上回る程度で寒さを感じるでしょう。
日中もこの時期らしい気温かやや低めで空気はヒンヤリと感じ、冷たい風が吹く日はさらに体感気温が下がります。
肌寒くならないよう秋のコーディネートを工夫して過ごしましょう。

(気象予報士:たけねこ)

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