大型連休はあいにくの天気で幕開け、雨脚強まる所も

◆今週の天気のポイント
・小笠原諸島は27日(火)ごろにかけてうねりを伴う高波に注意
・29日(木)~30日(金)は雨脚の強まる所も、太平洋側は強風や高波に注意
・北日本は週初めに寒の戻り、関東以西は暖かい日続く

週の初めは全国的に晴れて、日差しがたっぷりと届くでしょう。空気の乾燥した状態が続き洗濯物はカラっと乾きますが火の取り扱いには注意が必要です。紫外線が強くなっているため、日傘や日焼け止めクリームなどの紫外線対策も必須です。
小笠原諸島は、台風2号から変わった温帯低気圧の影響で、27日(火)ごろにかけてうねりを伴う高波に注意が必要です。

↓予想気圧配置図(27日9時)↓
本州付近は高気圧にすっぽり覆われる

週の中ごろは天気が下り坂で、西から雲が広がり次第に雨となります。29日(木)は低気圧の通過により広い範囲で雨模様。大型連休はあいにくの天気でスタートになってしまいそうです。短い時間で雨脚の強まる所もあるため、大きめの傘があるとよいでしょう。太平洋側は風が強まり、海上は波も高まるため沿岸は高波に注意が必要です。30日(金)も北日本や東日本は雨の残る所が多いですが、西日本は天気が回復して日差しが届くでしょう。

↓予想気圧配置図(29日21時)↓
低気圧の通過で広く雨

週末も雲が居座りぐずついた天気となりそうです。晴れ間があっても一時的で、急に雨が降る可能性もあるため折り畳み傘があると安心です。洗濯物を外干しする場合は、予報を確認して雨の降りだす前に取り込みましょう。

北日本は週の初め一時的に寒さが戻り、朝は氷が張るほどの冷え込みとなるでしょう。西日本から東日本も内陸部を中心に朝の気温が平年より低くなるため、遅霜に注意して下さい。
東日本や西日本は暖かい日が多く、週の後半は太平洋側を中心に夏日の所もある見込みです。日中はシャツ一枚でも快適に過ごせそうですが、朝晩は空気がヒンヤリとする日もあるため、カーディガンやスプリングコートなど薄手のアウターがあるとよいでしょう。北日本も週の中ごろにかけて気温がグングンと上昇し、初夏の陽気となりそうです。

北海道も桜が咲き進み、春が本格化。東日本や西日本では新緑が美しい時期となりつつあります。家の近くを散歩しながら自然を感じるのも心地良いでしょう。

(気象予報士:マドレーヌ)

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