今週の天気のポイント
・北海道～東北の日本海側や北陸は、雪や雨の日が多く初冬の寒さ続く
・沖縄は、高波に十分な注意を
11月も終わり12月がスタート。年の瀬に向けて慌ただしくなる方も多いのではないでしょうか。
今週は、北海道の日本海側で雪が降る日が続きます。12月2日(水)～4日(金)ころにかけては、日本海から吹く強い風によりふぶきとなって視程が悪くなる所も。車の運転などには注意してください。平地に雪を降らせる目安となる寒気が東北の上空にも流れ込み、青森や秋田なども雪が降りやすくなるため、路面の凍結に注意が必要です。山形など南部は雨が中心ですが、雪が混じる日もありそうです。
北日本の太平洋側は雲はでやすくなりますが、日差しのある日が多くなるでしょう。
平地で雪の目安の寒気（水色）の予想図
北陸はしぐれる日が続きます、どんよりとした低い雲が空を覆い雨が降ったりやんだり。標高の高い地域では雪が降る可能性もあります。お出かけには折り畳み傘があると安心ですが、落雷には注意してください。
東日本の太平洋側や西日本は晴れる所が多くなる見込みです。関東甲信は雲が多くあいにくの天気となる日もありますが、特に西日本の太平洋側では日差しに恵まれる日が続きます。ただし山陰は雲が広がりやすい日が多く雨も降る所があるため、少ない日差しを活用できるよう最新の天気予報を確認してください。
沖縄も寒気の影響で雲が発生しやすく時々雨が降る日もあります。日も差す時間はありますが、すっきりしない天気が続くでしょう。海上は波の高い状態が続き、しける日もあるため、沿岸の海岸では高波に十分注意して下さい。
波浪予想図
北日本は初冬らしい寒さが続きます。風が強い日の体感はグッと下がりますので、防風対策をシッカリと。西日本と東日本では、週の中ころは最高気温が平年より2～3℃高く、日差しも手伝いこの時期としては過ごしやすくなる見込みです。ただし朝晩との大きな気温差で体調を崩さないよう気を付けて下さい。
いよいよ師走。本格的な冬に向かい寒さが厳しくなっていきます。今年はどんな冬に？気になる方は3ヶ月予報をぜひご覧ください！
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（気象予報士：たけねこ）
