台風10号、お盆休みの西日本に上陸か、厳重な警戒を

◆今週の天気のポイント
・台風10号がお盆休みの日本を直撃、交通機関に大きな影響が…。大雨、暴風、高波、高潮などに厳重警戒。
・15日(木)をピークに14日(水)~16日(金)の3日間は、最新の気象情報、交通情報の確認を。

今週はお盆休みですが、台風に厳重な警戒が必要な1週間となります。台風10号がゆっくりとしたスピードで西日本に近付きます。お盆休み後半の15日(木)ごろに、九州から紀伊半島にかけての沿岸に上陸した後、西日本か東日本を縦断し、日本海に抜ける可能性がでてきました。台風のスピードが遅いため、影響が長引く恐れもありますので注意が必要です。

↓台風10号の進路予想図↓

15日(木)ごろに西日本に上陸か

太平洋沿岸ではすでにうねりを伴って波が高くなっています。12日(月)は更に波が高くなり、大しけとなる海域もありそうです。海のレジャーは控えるようにして下さい。台風の接近に伴い、太平洋沿岸だけでなく日本海も荒れてくるでしょう。そして、台風が接近する前から太平洋側の南東斜面では激しい雨や雷雨の所があり、大雨となる恐れがありますので注意が必要です。

↓12日(月)の予想気圧配置と波予報↓

西日本から東日本の太平洋側の広範囲で高波に

台風は強い勢力のまま西日本に上陸する恐れがあり、雨・風ともに強まり大荒れの天気になりそうです。お盆休み期間中の交通機関に大きな影響がでますので、最新の情報を確認して下さい。今週は、思い切った計画の変更が必要な場合もありそうです。また、慣れない地方でお休みを過ごされている方も多いかと思いますので、避難場所や避難経路の確認などもしておくと安心です。

猛暑日や真夏日が続く所が多い

気温は平年よりも高く、今週も体に堪える厳しい暑さが続きます。朝晩も気温が下がらず熱帯夜が続く所が多くなる見込みです。台風への備えとともに、熱中症対策もしっかりとして下さい。

(ふぅ)

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