◆今週のポイント
・12日(火)頃は雨風強まる
・13日(水)以降は西～東日本中心に晴れ
・週後半は暖かい 花粉の大量飛散に注意
週明け11日(月)は西から低気圧や前線が近付く見込みです。午前中は日差しの届く所が多いですが、九州では夕方以降雨が降り出し、夜になると中国や四国も天気が崩れるでしょう。
12日(火)になると、雨の範囲は東日本にも広がり、太平洋側を中心に雨や風の強まる所がある見込みです。雪になるのは東日本山沿いや北日本が中心でしょう。
低気圧が離れる13日(水)以降は西～東日本中心に晴れ間が戻りますが、気圧の谷や寒気の影響を受ける北日本は雲が多く、雪や雨の降る所がある見込みです。
16日(土)以降は低気圧の影響で再び西から天気が崩れる可能性がありますが、低気圧の進路の予想などに幅があるため、引き続き最新の情報をご確認ください。
気温は冷たい雨が降る12日(火)中心に、西～東日本で平年より低くなりますが、13日(水)以降は徐々に気温が上がるでしょう。
週後半は西～東日本で15～20℃くらいまで上がり、北日本も3月下旬～4月並みの陽気になる日がありそうです。予想最高気温は15日(金)に東京や名古屋、広島で18℃の予想で、16日(土)には名古屋や大阪で19℃、東京や広島で20℃まで上がる見込みです。
この暖かさで桜のつぼみが膨らむ所もあるでしょう。今年は全国的に平年より早い開花となる予想で、20日(水)頃には開花の便りが届き始めるかも知れません。
桜の季節を前に、最盛期を迎えている花粉への対策も万全になさってください。11日(月)は西～東日本の広い範囲で花粉が非常に多く飛ぶ予想で、暖かくなる週後半も花粉の大量飛散に注意が必要となるでしょう。
関東や九州では、すでにヒノキ科の花粉も飛び始めています。まだまだ花粉の飛散量が多い時期が続きますので、花粉症の方はしっかりと対策をしてお過ごしください。
（気象予報士：まりー）
