台風2号の通過後、6月上旬は天気が周期的に変化し晴れ間の広がる日もあるでしょう。中旬からは本州南岸に梅雨前線が停滞しやすくなり、梅雨らしい天気となる見込みです。なお、6月は上陸する台風こそ少ないものの、今回の2号と同様に大雨をもたらすケースは珍しくありません。気象情報をこまめにチェックし、災害への早めの対策を心掛けましょう。
北日本周辺の海面水温が平年に比べて高くなっています。その影響もあり、とくに6月半ばにかけて北日本では平年より高めで推移する見込みです。その他の地方は概ね平年並みとなるでしょう。日中の気温がじりじり上昇する季節、湿気もますます多くなります。熱中症や食品の衛生管理などには十分お気を付けください。
6月中旬以降は梅雨前線が停滞して梅雨らしい天気が続くでしょう。そのため全国的に概ね平年並みの降水量となる見通しです。関東甲信や北陸も順次梅雨入りし梅雨本番となりますので、万全の大雨対策をなさってください。
(気象予報士:ファーマー)