本州付近は高気圧に覆われる日が多く、連日200地点以上で真夏日となるなど厳しい暑さが続いています。梅雨前線はもうしばらく日本の南に停滞する見込みですが、6月下旬には北上し本州でも梅雨らしい天気となりそうです。
平均気温の傾向（6/12～7/11）
向こう1ヶ月（6/12～7/11）は全国的に暖かい空気に覆われて高温傾向となるでしょう。特に6月中旬は平年より気温が高い日が多い見込みです。天気に関わらず蒸し暑い日が多くなってきますので、エアコンなどをうまく利用し熱中症にご注意ください。
降水量の傾向（6/12～7/11）
6月中旬まで太平洋高気圧の張り出しが弱く、日本の南に前線が停滞しやすくなる見込みです。そのため、1ヶ月を通すと沖縄・奄美地方は曇りや雨の日が平年より多くなるでしょう。
ただ、6月下旬には太平洋高気圧の張り出しが強まり前線が北上する見込みです。西・東日本は例年通り曇りや雨の日が増えてくるでしょう。前線活動が活発になるおそれがありますので、備蓄品や避難場所の確認といった大雨への備えをなさってください。
なお、6月末までには沖縄で梅雨明けし、本格的な夏がスタートする見込みです（沖縄の梅雨明けは平年では6月21日）。
（気象予報士：きっしー）
