今週は20日(水)の大寒を境に寒さが和らぎ、各地で暖かい日が続いています。24日(日)頃は南岸低気圧の影響により関東地方で冷たい雨か一部で雪が混じる可能性があるものの、その後は西・東日本を中心に暖かい日が続きそうです。
向こう1ヶ月(1/23~2/22)は日本付近を流れる偏西風が平年よりも北寄りに蛇行するため、寒気の流れ込みは弱い見込みです。そのため、関東以西を中心に高温傾向となるでしょう。特に1月末から2月初めは季節外れの暖かさとなる所がありそうです。スギ花粉が飛び始めるおそれがあるため、花粉症の方は早めの対策が必要になるでしょう。また、積雪が多い地域では雪崩や融雪による洪水などにご注意ください。
向こう1ヶ月は冬型の気圧配置が長続きせず、太平洋側を中心に低気圧や湿った空気の影響を受けやすくなる見込みです。そのため太平洋側は曇りや雨の日が多くなるでしょう。山陰から北陸地方の雪は落ち着いてくる見込みです。一方、北日本は2月になると度々寒気の影響を受ける可能性があるため、日本海側は平年と同様に雪の日が多くなりそうです。
(気象予報士:きっしー)