冬こそ害虫駆除のチャンス?知っておきたい「虫対策」について

「啓蟄(けいちつ)」という言葉をご存じですか?二十四節気のうちのひとつで、第一の「立春」から始まって3番目にあたります。「啓」は「開く」という意味、「蟄」は「蟄居(ちっきょ)」などにも用いられるように「閉じこもる、籠る」という意味で、つまり「冬にこもっていた虫たちが動き出す」ということになります。この頃になると陽射しの時間が延びたり、雪が雨に変わったり気温も徐々に高くなってきて、虫が春を感じて動き始めるイメージですね。

虫が動き始める…と聞いただけで背筋がゾッとする方もいらっしゃるかもしれませんが、虫だって自然環境の中では大きな役割を果たしているんです。果実のための受粉を手伝ってくれたり、自然界の食物連鎖の一端を担っている…といっても、不快なものは不快ですよね!

■退治するなら今!

さて、虫たちの中で最も多くの人に嫌われているのが、ゴキブリではないでしょうか。ゴキブリは私たち人間よりもずっと長い歴史を生き抜いてきた生き物で(だからあんなにシブトイのかもしれませんが!)、一般的に寒さに弱いといわれています。が!実は、寒い時期には屋内の暖かい場所に身を寄せて生き延びて「冬越し」をしているそうです!冷蔵庫や洗濯機などの下、家具の裏や下にひっそりとヤツらが集まって寒さをしのいでいると思ったら…!

でもだからこそ、この時期が虫退治に最適なシーズン!なぜなら、一か所に集まっているので一網打尽にできるからです!もっとも効果的にゴキブリ退治ができるのは春になる前!そうです、今がその時です。
ホームセンターなどの害虫対策コーナーで該当グッズを手に入れて、冬ごもりしている(と思われる)場所めがけて攻撃!この絶好の時期を逃さぬように。

▼過去の参考記事はこちら
【天・気になるシゴト】ゴキブリ退治にはコツがあるの?
【天・気になるシゴト】天気とゴキブリの深~い関係とは!?

(アール)

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