【11/18 朝イチ!】週末・再び下り坂 午後から荒れ模様に注意!

週末ですが、あいにく再び下り坂です。日本海低気圧が北海道付近を、南岸低気圧が午後には東海から関東の沿岸沖を、それぞれやや発達しながら通過する見込みです。

予想天気図

九州では午後から回復し次第に晴れて来ますが、この他の地方は曇りや雨で、北海道では午前中、雪の降る所が多い見込みです。夜には冬型が強まって来るため木枯らしが吹いて、北日本を中心に荒れ模様になるので注意して下さい。

12時の降水予測

日中の最高気温は、沖縄・奄美と北日本で平年並か平年より少し高く、寒さが少し和らぐでしょう。一方、この他の地方は平年より低い所が多く、暖かい服装でお出かけ下さい。北海道は6℃~10℃、東北と東日本は10℃~14℃、西日本は12℃~20℃、沖縄・奄美は24℃~27℃になる見込みです。

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
やや発達する低気圧が午前中、北海道付近を通過しオホーツク海に向かい活発な寒冷前線が南下する見込みです。このため、日本海側は朝から雨で、北海道は北部や東部の内陸を中心に昼頃まで雪が降り易いでしょう。積もっているところもあり注意して下さい。

9時の予想天気分布

低気圧は午後にはオホーツク海に抜けますが、寒冷前線の南下で雨は午後には太平洋側にも広がる見込みです。北海道も日中は気温が上がり雪から雨に変わるでしょう。

15時の予想天気分布

日中の最高気温は、昨日より3℃~5℃高く寒さが和らぎ、平年並のところが多くなるでしょう。北海道は6℃~10℃(稚内・旭川6℃、帯広・函館8℃、札幌・釧路9℃、網走10℃)で、東北は10℃~14℃(青森・盛岡10℃、秋田11℃、福島12℃、仙台14℃)で今頃の肌寒さに戻る見込です。

西日本・東日本(九州から関東甲信)
日本海低気圧に伴う寒冷前線の南下と南岸低気圧の通過で、西日本はすでに雨が降り始めています。
九州や中国では昼前には雨が止んで来るでしょう。

9時の予想天気分布

九州では午後には次第に晴れて来ますが、四国は昼前後、近畿は夕方頃まで雨が残り、東日本も東海や北陸は朝から、関東でも昼前後から雨が降り始める見込みです。お出かけの時、雨が降っていなくても傘を持ってお出かけ下さい。

15時の予想天気分布

日中の最高気温は、平年並より低い11月下旬~12月頃の肌寒さになる所が多いので暖かい服装でお出かけ下さい。東日本は(甲府9℃、名古屋・長野・さいたま10℃、東京・前橋11℃、金沢13℃、新潟14℃)、西日本は(大阪11℃、京都・松江12℃、広島・福岡14℃、大分・長崎15℃、高知17℃、鹿児島19℃)の見込みです。

沖縄・奄美(沖縄・奄美諸島)
4時現在、奄美諸島や沖縄本島の中南部には大雨警報が発表中ですが、雨のピークは過ぎて昼前までに止む所が多いでしょう。先島諸島は下り坂で、雨の降り易い天気になる見込みです。

12時の予想天気分布

 

日中の最高気温は、平年より1℃~2℃高い11月上旬の頃(名瀬24℃、那覇26℃、石垣島・南大東島27℃)で、過ごし易い陽気でしょう。

今日のヒトコト

週末ですが再び下り坂で、西日本は午前中、東・北日本は昼前から雨が降り易くなるでしょう。昨日は北海道や東北で雪が降り、積雪が石狩地方石狩市厚田で33cm、青森市酸ヶ湯で30cmとこの秋初めて30cmを超え、1cm以上の積雪を観測した地点が48か所とこの秋最多になりました。今日は雪が一旦止みますが、明日から週明けにかけては一段と強い寒気が南下して来るため、北陸から近畿北部や山陰でも初雪を観測し、日本海側に面した山沿いではこの秋一番の大雪になる恐れがあるので警戒して下さい。



トミーです。今日11月18日は旧暦の10月1日に当たります。11月から12月中旬の寒風が吹き出す晩秋から初冬のこの時期に、春のような暖く感じられる穏やかな日が現れることがあり、これを「小春日和」(こはるびより)と呼びます。

「小春」は旧暦10月の異称で、「小六月(ころくがつ)」ともいい、旧暦の10月(今年は11月18日~12月17日)の暖かな日和の日を「小春日和」といいます。あいにく向こう1週間は寒気の南下で寒い日が多くなり「小春日和」は期待出来ませんが、12月に入ると小春日和の日がありそうです。小春日和の季語は冬になります。

昨日は金沢・彦根からイチョウ、秋田からイロハカエデの落葉、東京・津・広島からイチョウの黄葉、長野からはイロハカエデの紅葉の便りが届きました。また、熊谷・松江から初霜、水戸・熊谷・甲府・松江からは初氷の便りが届き、松江の初霜は平年より5日早く、初氷は10日も早く、東海から西ではこの秋初めての季節の便りです。

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