まもなく8月も終盤を迎え、気象庁の定義による夏(6月~8月)が終わろうとしています。この夏を振り返ると、北日本・東日本・西日本では暖かい空気に覆われやすかったため、高温となりました。特に、7月下旬~8月上旬にかけては、西日本を中心に最高気温が40℃を超える酷暑日を観測した地点もありました。一方、降水量は北日本と東日本の太平洋側、沖縄・奄美で、梅雨前線や台風、湿った空気などの影響により多雨傾向となりました。

平均気温の傾向(9月~11月)
向こう3ヶ月(9月~11月)は、上空の偏西風が平年より南を流れ、その強さも弱い見込みです。一方で、地球温暖化やエルニーニョ現象の影響により、大気全体では高温状態が続くとみられます。このため、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、平均気温は全国的に高くなるでしょう。9月も北日本~西日本で高温傾向が続く見込みで、今年も秋の訪れは遅くなると予想されます。厳しい残暑が続く可能性があるため、引き続き十分な暑さ対策を心がけることが大切です。

降水量の傾向(9月~11月)
向こう3ヶ月(9月~11月)の降水量は、全国でほぼ平年並みとなる見込みです。一方、西日本と東日本では7月以降、降水量の少ない状態が続いています。11月は、北日本・東日本の太平洋側と西日本で湿った空気が流れ込み、低気圧の影響を受けやすい時期はありますが、少雨の状態が解消するほどのまとまった雨が降る可能性は低く、水の管理には注意が必要です。
また、この期間は台風や秋雨のシーズンにあたります。大雨による災害の発生も懸念されるため、最新の気象情報にもより一層ご留意ください。
(担当:りょた)

