冬の期間(12月~2月20日現在まで)を振り返ると、寒気の影響を受けた時期があったものの北日本を中心に暖かい空気が流れ込みやすったことから、全国的に高温傾向となりました。降水量については、冬型の気圧配置が強まった時期があったため、北・東日本日本海側では低気圧の影響を受けやすく、顕著な多雨となりました。一方で、北・東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美では少雨となり、特に1月を中心に太平洋側の地域で記録的な少雨となりました。向こう3ヶ月にかけては、一時的な寒の戻りがありつつも全国的に高温傾向が続き、降水量は西日本の太平洋側や沖縄・奄美で少雨となる見込みです。

平均気温の傾向(6~8月)
今夏(6月~8月)は、エルニーニョ現象が発生する可能性が高い見込みです。また、上空の偏西風は日本付近で平年よりやや北を流れ、上空のチベット高気圧の張り出しは平年並み、太平洋高気圧の張り出しはやや強まると予想されます。そのため、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、平均気温は全国的を上回る予想です。過去数年と同様に、各地で猛暑となるおそれがあるため、エアコンの点検・清掃など暑さに対する備えを早めに行うことが重要です。

降水量の傾向(6~8月)
今夏(6月~8月)および梅雨期間の降水量は、全国的にほぼ平年並みの予想です。ただ、梅雨期間や地域別で見ると、平年並みの範囲内ではあるものの、降水量が多くなる確率の方がやや高くなっています。近年は梅雨期などを中心に大雨の発生頻度が増加していることから、そうした時期を迎える“前”の段階で大雨への備えや心構えを高めていただくことが大切です。
(担当:りょた)

