【5/28 朝イチ!】西~東日本の太平洋側は大雨警戒

今日は活発な前線を伴う低気圧が九州から夜には関東地方に接近するでしょう。このため、西~東日本の広い範囲で雨となり、所により雷を伴い非常に激しく降るおそれがあります。特に太平洋側では雨量が多くなる予想で、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。雨の範囲は次第に北日本まで広がる見込みです。沖縄は湿った空気の影響で変わりやすい天気が続きます。急な激しい雨、落雷、突風などの激しい現象にご注意ください。

5/28(火)09時の予想天気図

なお、九州から関東にかけての太平洋側沿岸部では南寄りの風が強く吹き、強風や高波にも注意が必要です。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、北海道と本州の日本海側では20℃を下回る所が多いですが、南寄りの風が入る関東南部から九州南部の太平洋側は昨日と同じくらいの25℃前後まで上がる見込みです。沖縄は30℃近い予想で蒸し暑いでしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

東北南部では朝のうちから雨が降り出し、日中は本降りとなりながら北部まで範囲が広がるでしょう。傘の手放せない一日となりそうです。北海道も天気は下り坂で、今夜は道南から道東の一部も雨が降り出す見込みです。

降水分布予想09・21時

日中の最高気温は、北海道は16℃~19℃の所が多いですが、北部の沿岸部では15℃を下回る所もあり肌寒いでしょう。東北は北部で17℃~19℃、南部は20℃~23℃位の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

関東甲信から東海、北陸の広い地域で終日雨となるでしょう。東海から関東南部の太平洋側では午後から夜にかけて風雨が強まり、横殴りの雨となる所もありそうです。警報級の大雨による土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒が必要です。交通機関の乱れも考えられますので、不要不急の外出は控え、最新の気象情報や地元自治体の防災情報を活用しましょう。小笠原は概ね晴れる見込みです。

降水分布予想09・21時

日中の最高気温は、北陸で17℃前後、その他の地方では23℃以上で太平洋沿岸部では25℃を上回る所がありそうです。小笠原は31℃位の予想です。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

朝のうちから本降りの雨となり、九州南部から四国では昼前後にかけ、近畿では昼から夕方頃にかけて、雷を伴う非常に激しい雨となるおそれがあります。警報級の大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水などに警戒するとともに、落雷、突風などの激しい現象にも注意が必要です。午後以降、九州から天気は回復に向かう見込みです。

降水分布予想09・21時

日中の最高気温は、中国地方は20℃前後、四国は20℃~24℃、九州北部は21℃~23℃、九州南部と近畿は23℃~25℃位の予想です。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

各地で変わりやすい天気で、雨が断続するでしょう。大気の状態が不安定な状態が続きますので、急な激しい雨、落雷、突風など天気の急変にご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美27℃、沖縄は28℃~30℃位の予想です。

(気象予報士:むらさめ)

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