【2/15 朝イチ!】北日本から北陸は風雪の強まりに注意

低気圧が日本海上を発達しながらゆっくりと東に進んでいます。このため、北海道南部から東北、北陸では風雪が強まり、荒れた天気となってくるでしょう。大気の状態が不安定となるため、落雷や突風などに注意が必要です。関東から東海にかけても気圧の谷の影響で雲に覆われ、一部で雨が降る所がありそうです。一方、西日本の太平洋側、沖縄は晴れ間が広がる見込みです。

2/15(火)09時の予想天気図

なお、日本海沿岸では次第に風が強まり、波が高くなってくるでしょう。海のレジャーや船舶はご注意ください。

海上の風と波の予想15時

日中の最高気温は、関東から東海にかけての一部をのぞいて昨日と同じか低くなる所が多く、北海道では0℃以下の真冬日の地点が多くなりそうです。北陸から山陰でも10℃に届かず、真冬並みの寒さとなる見込みです。暖かくしてお過ごしください。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道の道南から東北にかけては雲に覆われ、次第に雪の範囲が広がり、風雪が強まってくるでしょう。太平洋側を含めて普段は降雪が少ない地域でも積雪となり、吹雪や吹き溜まりの発生により交通障害が発生するおそれがあります。運転をされる方は、滑り止めを用意の上、安全運転を心がけましょう。北海道の道北から道東にかけては大きな天気の崩れはなく、晴れ間が広がる見込みです。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、北海道では0℃以下の真冬日となる所が多いでしょう。オホーツク海側では-3℃前後の予想で、凍てつく寒さとなりそうです。東北は北部や日本海側で1℃~4℃位、南部の太平洋側では5℃前後の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

北陸周辺や長野県ははじめ晴れ間もありますが、昼頃から雨や雪が降り出し、山地では積雪が増えるでしょう。落雷や突風など天気の急変にもご注意ください。東海から関東も雲が広がりやすく、太平洋沿岸部や伊豆諸島ではにわか雨や雷雨の所がありそうです。小笠原諸島は朝のうちまで雨となりますが、日中から晴れ間が広がるでしょう。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、北陸や長野、岐阜県飛騨地方では5℃~9℃、関東は8℃~10℃、東海の太平洋側では10~13℃位の所が多いでしょう。伊豆諸島は12℃~14℃、小笠原では20℃位の予想です。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

九州南部から四国の太平洋側、瀬戸内側の地方では晴れ間が広がりますが、上空の寒気の影響で日本海側の地方では雲が取れにくいでしょう。近畿北部から山陰地方では雪や雨が降る所もあり、変わりやすい天気となりそうです。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、近畿北部から山陰にかけては8℃~9℃の所が多くなり、真冬並みの寒さとなりそうです。その他の地方では10℃~13℃位の予想です。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

はじめは晴れる所が多いですが、大陸の高気圧の張り出しによる寒気の影響で奄美や八重山諸島から次第に雲が広がりやすくなるでしょう。また、北寄りの風がやや強く吹き、海上は波がやや高い見込みです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は18℃、沖縄は20℃~21℃の予想です。

(気象予報士:むらさめ)

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