【10/13 朝イチ!】天気回復もすっきり晴れない所も

低気圧や前線は北日本の東海上に離れつつあり、日本付近は西から張り出す高気圧に覆われてきています。今日は九州から東海の太平洋側では概ね晴れの一日ですが、北日本と北陸から山陰など日本海側の地方では雲が取れにくく、一部で雨が残る所がありそうです。関東周辺と小笠原諸島、および先島諸島も気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の所が多いでしょう。

10/13(火)09時の予想天気図

各地の最高気温は、北日本の日本海側から北陸にかけては昨日より3℃~5℃ほど低い20℃前後、他は昨日と同じかやや高くなる所が多いでしょう。関東から西の地方では25℃以上の所が多く、沖縄から九州南部、四国の太平洋側では30℃近い予想の所もあり、汗ばむ陽気となりそうです。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北日本では雨のピークは過ぎますが、北海道東部や東北北部の太平洋側では朝のうちまで雨が残る所があるでしょう。日中は天気が次第に回復し、午後は北海道と東北北部から晴れ間が広がってくる見込みです。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、北海道では16℃~19℃位ですが、帯広や釧路など道東周辺では20℃前後まで上がるでしょう。東北も20℃前後の所が多く、仙台やいわきなど南部の太平洋側では23℃~24℃位の高めの予想で、暖かく過ごしやすい一日となりそうです。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

北陸では昼頃にかけて雨の所が多く、午後も雲の取れにくい状態が続くでしょう。関東周辺も雲に覆われ、夕方から夜にかけては南部の西部山沿いを中心に雨が降り出す所がありそうです。お帰りの遅い方は雨具をお持ちください。小笠原諸島では台風第14号から変わった熱帯低気圧の影響で雨が断続する見込みです。海上はうねりを伴った高波にもご注意ください。一方、甲信から東海地方では南部や太平洋側を中心に概ね晴れるでしょう。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、北陸と長野県では20℃~24℃、関東は25℃前後、東海と山梨では27℃~28℃位まで上がる予想で、半袖でちょうど位のぽかぽか陽気となりそうです。小笠原諸島では30℃位で暑さが厳しいでしょう。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

近畿北部や山陰にかけての日本海側は一日を通して雲が広がりやすいでしょう。ただ天気の大きな崩れはなく、日中は太平洋側を中心に爽やかな秋晴れとなる所が多くなりそうです。

気象衛星雲画像03時

日中の最高気温は、近畿北部から山陰、九州北部の日本海側にかけては23℃~25℃位、他は25℃以上で、九州南部や四国の太平洋側では30℃近くまで上がり、空気も乾くでしょう。絶好の洗濯日和となりそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

奄美と沖縄本島地方、大東島地方は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みです。先島諸島は、気圧の谷の影響で曇りや雨の天気となり、八重山地方では所により雷を伴うでしょう。変わりやすい天気にご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は奄美は27℃、沖縄は28℃~29℃の予想です。

(気象予報士:むらさめ)

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