【12/1 朝イチ!】冬に向かう雨 北海道は雪のところも

高気圧の中心が東海上に移動し、今日の日本付近は低気圧を含む気圧の谷の影響を受けるでしょう。このため、全国的に天気は下り坂で、北日本と西日本の日本海側を中心に雨となる所が多く、北海道では北部や山間部から次第に雪に変わってくるでしょう。また、九州や中国地方では雷を伴い一時強く降るおそれがあります。天気の急変にご注意ください。

12/1(日)09時の予想天気図

小笠原と南西諸島では東寄りの風がやや強く、海上は台風28号からのうねりも伴い波が高い見込みです。北日本も日本海側を中心に南西のち西の風がやや強く、海上の波が高まってくる見込みです。沿岸部は強風や高波に注意してください。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は全国的に平年より高く、東海から九州にかけては15℃以上、沖縄では25℃前後まで上がり、この時期としては暖かいでしょう。北海道も日中にかけては寒さが緩み、道南では10℃近くまで上がる見込みです。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は、朝から雲に覆われ、道南では昼前から雨が降り出し、午後にかけて日本海側や山間部を中心に降り続くでしょう。北部や標高の高い峠などでは次第に雪となりますので、外出の方は路面の凍結や積雪など気象急変にご注意ください。東北は、南部でははじめ日の差す所もありますが全般に雲が広がりやすく、北部や日本海側では午後から雨となりそうです。天気は下り坂に向かいますので、帰りの遅くなる方は雨具をお持ちください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、北海道では北部や内陸部では2℃~4℃、南部と太平洋側では5℃~8℃位の予想です。東北は北部では7℃~11℃、南部では11℃~12℃位の所が多いでしょう。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

静岡県から関東南部、伊豆諸島にかけては気圧の谷の影響で朝から雲が広がりやすく、沿岸部ではこれから昼頃にかけて一時雨となる所があるでしょう。急な雨に備えて折りたたみ傘など雨具があると安心です。東海西部、甲信から北陸にかけては概ね晴れますが、新潟県下越地方では雲の広がる時間が多そうです。

降水分布予想09時・18時

日中の気温は昨日よりも高くなるでしょう。関東と長野では11℃~14℃、他は15℃~17℃まで上がる所が多そうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

九州から中国地方にかけては午前中から雲に覆われ、西から次第に雨が降りだすでしょう。夕方頃からは雨足が強まり、雷を伴い一時強く降るおそれがあります。急な強い雨、落雷や突風などの激しい現象にご注意ください。四国から近畿では日中にかけては晴れ間が広がりますが、太平洋側では雲が多く、夜は一部でにわか雨がありそうです。天気は下り坂に向かいますので、帰りの遅い方は傘をお持ちください。

降水分布予想09時・18時

日中の最高気温は、各地で15℃以上となり、この時期としては暖かく過ごしやすいでしょう。鹿児島では20℃位まで上がる予想です。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

奄美では概ね晴れますが、沖縄では高気圧の縁にあたるため、各地で変わりやすい天気となるでしょう。沖縄本島、先島諸島では日の差す時間もありますが、雲が広がりやすく通り雨がありそうです。大東島地方では曇りで午前中まで時々雨となるでしょう。また、東寄りの風がやや強く、太平洋側の海域ではうねりを伴い波が高いでしょう。沿岸部では強風や高波にご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は23℃、沖縄は25℃~27℃の予想です。

(むらさめ)

 

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