【7/16 朝イチ!】西・東日本は猛暑と共に光化学スモッグにも注意

今日も西日本から東日本は夏の高気圧に覆われますが、北日本は気圧の谷や寒気の影響を受けるでしょう。このため、西日本と東日本の太平洋側にかけては概ね晴れますが、午後からは山沿いの一部で夕立の所がありそうです。一方、北日本と北陸では雲が広がりやすく、北海道と東北ではにわか雨の所がありそうです。

7/16(月)09時の予想天気図

日中の気温は、北海道の一部で平年を下回る他は全国的に平年並み以上となり、特に西日本と東日本の内陸部を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日となる所が多くなりそうです。熱中症になりやすい気象状態となりますので、激しい運動や暑さを避けこまめに水分を取るなど体調管理には十分ご注意ください。また、高温に加え、風が弱く、強い日照のため、西日本から東日本の広い範囲で光化学スモッグの発生しやすい気象状態となることが予想されます。出来るだけ屋外での活動は控えるほうがよいでしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は変わりやすい天気で、午前中を中心ににわか雨の降る所がありそうです。大気の状態が不安定で雷を伴う可能性がありますので落雷・突風などにもご注意ください。東北も雲が広がりやすいですが、南部の太平洋側では日の差す所もありそうです。

各地の天気と気温

日中の気温は、北海道では道北の一部をのぞいて20℃以上となり、道南や内陸部では25℃を上回る所があるでしょう。道東の帯広や北見では30℃近くまで上がる見込みです。東北も南部や太平洋側を中心に最高気温は30℃以上まで上昇し、厳しい暑さとなりそうです。山形や福島では35℃以上の猛暑日の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

日本海側を中心に薄雲が多めですが、概ね晴れでしょう。関東南部から東海の太平洋側にかけては夏空が広がるでしょう。ただ、午後は関東甲信の山沿いを中心に大気の状態が不安定となり、夕方から夜にかけては局地的なにわか雨や雷雨の所がありそうです。山のレジャーなど計画される方は、急な強い雨・落雷・突風などに十分ご注意ください。

降水分布予想19時

日中の気温は、内陸部や太平洋側を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日となる所が多く、息苦しいほどの暑さとなりそうです。また、関東では日中に光化学スモッグの濃度が高まる事が予想されますので、不要な外出は出来るだけ控えたほうがよさそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

山陰や九州北部では昼頃から薄雲が広がりやすくなるものの、全般に夏空が広がる所が多いでしょう。日射が強く紫外線が非常に強い予想となっています。日中の外出は出来るだけ避け、長袖シャツ、日焼け止め、帽子を着用するようにしましょう。

紫外線の予測分布図12時

(出典:気象庁HP)

日中の気温は、各地で30℃を超え厳しい暑さが続くでしょう。35℃以上の猛暑日となる所も多くなりそうです。熱中症と共に、近畿・中国地方では光化学スモッグの発生も予想されますので、暑さを避け、外出は出来るだけ控えるなど、健康管理には十分ご注意ください。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

太平洋高気圧に覆われ概ね晴れますが、日中は薄雲が広がりやすいでしょう。奄美や宮古島地方はにわか雨の降る所がありそうです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、各地とも31~32℃となり真夏の暑さが続く見込みです。

(むらさめ)

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