九州北部&小笠原諸島に台風接近

台風6号は九州の西海上を北上しており、鹿児島県と熊本県、長崎県の一部が暴風域に入っています。今夜(9日)には長崎県の五島列島に接近する見込みで、九州北部では今夜からあす10日朝にかけて暴風のピークとなる見込みです。また、九州や四国太平洋側はあすにかけて台風を取り巻く発達した雨雲や周辺の湿った空気の流入により非常に激しい雨が降るおそれがあります。暴風や高波、大雨による土砂災害や川の増水、氾濫に警戒してください。

最新の雨雲の動きは雨レーダーでご確認ください。また、鉄道や空の便に影響が出ていますので、ご利用の方は最新の運行情報の確認をお願いします。

土砂災害の前兆現象

一方、台風7号は小笠原近海を西よりに進んでおり、あす10日午後から12日(土)ごろにかけて強い勢力で小笠原諸島に接近する見込みです。小笠原諸島もあすは次第に風が強まり、沿岸海域は大しけとなる見込みです。12日(土)ごろにかけて荒れた天気が続き、発達した雨雲がかかり大雨となるおそれがあります。その後、台風7号は海面水温の高い海域を発達しながら北上し、連休明けには関東や東海地方に接近するおそれがあります。旅行や帰省を予定されている方も多いと思いますが、今後の台風情報に留意するとともに計画の変更なども検討しておきましょう。

(気象予報士:みやっち)




 

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