西日本~東北南部は太平洋高気圧に覆われ、上空の暖気や日射しで気温が上がり厳しい暑さとなっています。午前11時現在、すでに全国50の観測地点で35℃以上の猛暑日となっており、体温を超える危険な暑さとなっているところもあります。炎天下の外出は避け、涼しい環境でお過ごしください。また、屋内外を問わず喉が渇く前にこまめに水分補給をしましょう。
一方、北日本や南西諸島は高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響で断続的に雨雲が流れ込んでおり、1時間に40ミリ以上のバケツをひっくり返したような激しい雨が降っているところがあります。
大陸から北日本に前線が延びており、前線上の日本海で発生する低気圧があす2日(火)にかけて北海道付近を通過する見込みです。
2日(火)09時の予想天気図
北海道の日本海側南部や太平洋側西部、東北北部を中心にあす午前中にかけて発達した雨雲がかかり、大雨となるおそれがあります。あす午後はいったん小康状態となる見込みですが、3日(水)から4日(木)にかけて再び気圧の谷が通過する見通しで、北日本や北陸地方で雨量が多くなるおそれがあります。土砂災害や川の増水、低地の浸水などに十分注意してください。
(気象予報士:みやっち)