広島の特別警報は警報に 江の川で氾濫発生

広島市に発表されていた大雨特別警報は大雨警報に切り替えられました。

本州付近に停滞している活発な前線の影響で、九州北部や中国地方では記録的な大雨となり土砂災害や浸水が発生しているところがあるほか、広島県三次市を流れる江の川上流では氾濫が発生しました。災害の危険度が極めて高い状態となっている地域がありますので、ただちに安全を確保してください。

48時間降水量の日最大値 (13日正午現在)
・長崎県雲仙岳 743.0mm(観測史上1位)
・長崎県島原 545.0mm(観測史上1位)
・福岡県大牟田 525.5mm(8月の観測史上1位)
・熊本県天草 本渡 520.5mm(観測史上1位)
・大分県日田 椿ヶ鼻 430.5mm(8月の観測史上1位)
・佐賀県佐賀 426.5mm

3時間降水量の日最大値 (13日正午現在)
・広島県安芸高田 甲田125.5mm(~09:40)(観測史上1位)
・広島県安芸高田 美土里110.5mm(~09:10)(観測史上1位)

前線は来週にかけて本州付近に停滞する見通しで、西日本~東北地方の広範囲で断続的に激しい雨が降り、総雨量がかなり増えるおそれがあります。気象情報や避難情報をこまめにチェックし、災害のリスクがある地域にお住いの方は周辺の状況を確認し、崖や川から離れた場所や建物の2階以上に移動するなど状況が悪化する前に早めに安全を確保してください。

(気象予報士:みやっち)



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