太平洋高気圧の張り出しに伴い、梅雨前線は九州や四国、本州付近まで北上し、前線の活動が活発となる見込みです。
7月1日(木)は前線が太平洋沿岸まで北上する見込みで、紀伊半島から東海、関東地方で激しい雨が降り、2日(金)にかけて東海地方や伊豆諸島を中心に大雨となるおそれがあります。その後も西・東日本の太平洋側では断続的に雨が降る見込みで、土砂災害や川の増水、浸水などに警戒が必要です。
7月1日(木)21時の予想天気図
前線は週末にかけて日本海～東日本付近まで北上する見通しで、西・東日本の日本海側や東北地方も雨脚が強まる可能性があります。7月に入り、本州付近も梅雨末期の大雨の季節を迎えています。お住まいの地域の災害リスクや避難場所などを今一度確認しておきましょう。
一方、沖縄・奄美地方は週末から太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多くなり、まもなく梅雨明けする見込みです。沖縄本島地方ではここ数日の大雨で地盤の緩んでいる所がありますので、引き続き土砂災害に警戒してください。
（気象予報士：みやっち）
