沖縄付近で梅雨前線の活動が活発となっています。
湿った空気の流れ込みで沖縄本島付近に線状に発達した積乱雲がかかり続けており、名護では午前2時40分までの3時間に159.5mmを観測(6月としての観測史上最大)したほか、粟国村では午前4時までの3時間に155.5mmを観測し、50年に一度の記録的な大雨となっています。
午前9時30分の雨雲の分布
※最新の雨雲の動きは雨レーダーでご確認ください。
沖縄本島付近ではこのあとも活発な雨雲が流れ込み、断続的に激しく降るおそれがあります。土砂崩れや浸水・冠水の危険度が高まっており、重大な災害が発生するおそれがありますので早めに身の安全を確保しましょう。
線状降水帯(せんじょうこうすいたい)とは?
次々と発生する発達した雨雲(主に積乱雲)がライン状に組織化することによって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる降水帯で、集中豪雨の災害の多くの原因になっているもの