高気圧の縁に沿って暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で鹿児島県の種子島・屋久島地方に活発な雨雲がかかり続け、屋久島町では1時間100ミリの猛烈な雨を観測。17時までの3時間で240ミリの雨が降り、50年に一度の記録的な大雨となりました。
発達した雨雲は南海上へ南下したため、種子島・屋久島地方の大雨のピークは過ぎましたが、九州南部は週明けの月曜日にかけて雨が降りやすく、またこれまでの大雨で地盤が緩んでいますので、引き続き土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に警戒してください。
異音がしたら要注意
種子島・屋久島に活発な雨雲 (18時10分)
高解像度降水ナウキャスト (資料：気象庁HP)
◇18時10分 鹿児島県で記録的短時間大雨
・屋久島町南部付近で約120ミリ
◇1時間降水量
・屋久島町 尾之間 100.0ミリ[18:44](観測史上1位)
・屋久島町 屋久島 99.5ミリ[15:17]
◇12時間降水量の日最大値 (21:40現在)
・屋久島町 屋久島 424.5ミリ(観測史上1位)
・屋久島町 尾之間 261.0ミリ(5月の観測史上1位)
・中種子町 中種子 188.5ミリ(5月の観測史上1位)
